らいおんデス。
先日セバスチャン(仮名)が認定中古車の写真を撮ってマシタ。
しかしデスネ、その車、御来店されたお客様の目にスグにとまりマシター。ワーイ。
「……えっ。折角撮りましたのに。撮ってアップした翌日にですか。
いえいえ、お客様の元に送り出す為の作業なので…いいのです」
オツカレ、セバスチャン(仮名)……。
そんなセバスチャン(仮名)のこぼれ話ダヨー。
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本日は、完全に製作裏話のような内容です。
皆様がWEBや雑誌でご覧になっている認定中古車の写真ですが、当然「誰か」が撮影したものを掲示しております。
写真の角度などはある程度マニュアル化されているかもしれませんが、「誰か」はそのマニュアルに沿いつつ、いかに車がカッコよく見えるかを意識して撮影していくのです。
写真全体に大きく影響するのが光線の角度、そして天気によって変わる「光の強さ」です。
光線の具合によっては全体に赤みが強かったり、青みが強かったり。
勿論今や画像加工ソフトもありますので修正などは簡単ですが、弊社の場合、撮り手がプロではない上に加工するスキルが殆ど無い(…)為、大がかりな加工作業をしていないのが現状です。
(モザイクなどは入れます)
掘り下げるとどんどん掘れる裏話はおいておいて。
人からすれば「くだらない」と思われても、弊社撮影者が悩む「しょーもないポイント」を一つ御紹介しようと思います。
下の写真を見て下さい。
これは「ラインコントロール」という208の純正アクセサリーです。
『左前方の車両感覚をアシストし、幅寄せなどに便利』
というすぐれもの。
これが付いている認定中古車がございましたので、分かりやすく写真に収めようとしたのですが……
その3 角度を変えて全体を撮ってみる
※ちなみに3枚同時に撮ってみましたが、3枚目だけ青みが無い写真となりました。一瞬太陽が雲に入っただけです
手ぶれなどを考え、何枚も写真を撮るのですが、毎回「どの写真が一番いいか」で頭を悩ませます。
(※三脚を利用する方もいらっしゃるのでしょうが、機動性重視の時は敢えて使用しておりません)
そんなわけで、こういった「しょーもないこと」で写真撮影と編集時に頭を悩ませている人がいるのです。
この「しょーもないこと」で悩んだ結果が、画面でのみ車を見ている方に伝わる部分でもありますので、「しょーもないこと」とはいえ、気が抜けない地味な作業なのでした。
お客様からの第一印象が自分の撮った写真で決まってしまうのかと思うと、責任重大です。
(…のワリにヘタクソだな、というご意見は……申し訳ございません、人間には腕前という切ない差があるのです)
ちなみにこの撮影日最大の誤算は、
「いい天気だがうっすら曇った」
↓
「これは撮影のチャンス!」
↓
「車を移動。まだ曇ってる!よし!」
↓
「カメラを構えたら何故か素晴らしく日がさす」
↓
「仕方ない次の角度を撮ろう」
↓
「車を移動。日がかげる。よし!」
↓
「カメラを構えたら何故か素晴らしく(略)」
であったということでしょうか!
天気に負けた……と思いながら撮影する時は非常に切ないものでございました。ギリリ。